育てているミニトマトがなかなか赤くならない・・・
スキマ時間に始めた家庭菜園、初心者でも育てやすい「ミニトマト」作りに挑戦してみたのはいいものの、収穫の時期がきてもお店で売っているような綺麗な赤色にならない。
どうやったら美味しそうな真っ赤なミニトマトに育つのか？
今回は『ミニトマトが赤くならない理由』『真っ赤なミニトマトを育てるコツ』を分かりやすく解説していきたいと思います。
ミニトマトが赤くならない理由
ミニトマト(トマト)が赤いのは『リコピン』という色素の影響です。
このリコピンは、トマトが熟していく過程で作られていきます。
ですので『ミニトマトが赤くならない＝ミニトマトの実が未熟』ということになります。
①日数が足りていない
ミニトマトは、開花してから約50日ほどで熟して赤くなっていきます。
単純に日数が足りていない場合や、日当たりや気温(天候)によっても、赤くなる時期が前後します。
梅雨の時期など、気温が低い日が続いた場合は、実が熟すのが遅くなることもありますので、「いつ植えたのか」「植えてからの気温・天候はどうだったか」などを把握しながら、焦らず熟すのを待ってみましょう。
②日当たりが悪い
上記でも説明しましたが、ミニトマトを赤く立派に育てるには『温度』が重要です。
そのため、日当たりが悪いところで育てていると実が熟しにくくなり、なかなか赤くなっていきません。
ミニトマトは日当たりが良い場所で育てることが大切です。
③肥料をあげすぎてしまう
ミニトマトが早く育つようにと、肥料をあげすぎてしまうのもあまり良くありません。
肥料過多は葉が伸びすぎてしまったり、花や実が育ちにくくなってしまったりする可能性もあるので、適度な量を与えていきましょう。
美味しいミニトマトを上手に育てるには、肥料よりも陽の光や温度のほうが重要なので、肥料は少し控えめに考えておきましょう。
ミニトマトを赤く美味しく育てる方法
真っ赤な立派なミニトマトを育てるためには『気温(温度)』と『日数』が大切なことが分かりました。
できるだけ日当たりの良い場所で育ててあげることは重要ですが、天候による気温はどうすることもできません。
雨続きだったり中々気温が上がらない日が続いても美味しいトマトを育てる為に、色々な工夫をしてみましょう。
①透明なビニールで包む
トマトを赤くするために最も簡単な方法が『透明なビニールで包んであげる』ことです。
農家さんでは、美味しいトマトを作る為にビニールハウスを作って育てていますよね。
家庭菜園の場合、本格的なビニールハウスを作るのは難しいですが、透明なビニールやポリ袋を使って簡易的な温室を作ることはできます。
日が当たる場所とビニール等を使って、上手に温度調整をしてあげましょう。
②適度な量の肥料をあげる
あげすぎはあまり良くない肥料ですが、ではどのくらいが適量なのか。
肥料にも色々な種類があり、どれを使うべきか悩んでしまうこともあると思いますが、トマトには『リン酸成分多めの肥料』がオススメです。
大体2週間に1回くらいのペースで、葉色や実のなり方を見ながら与えていきましょう。
まとめ
数ある野菜作りの中でも、初心者でも育てやすく、家庭菜園の入門としておすすめなミニトマト(トマト)。
初心者向けといっても、初めてのことだと上手くいかないことも多いと思います。
今回の記事を参考に、是非真っ赤で美味しいミニトマトを育ててみて下さい。
ですが、忙しい毎日の中で、ついうっかり育てている野菜のことを忘れてしまい、上手く収穫できなかったということもあると思います。
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